人生を変えようと思ったら、
生き方を変えればいい。
生き方を変えようと思ったら、
食べ方を変えればいい。
自分の身体を作るのは食である。
その食は植物であることが多い。
その植物を観察することが生き方へとつながる。
植物は人間にいろんなことを教えてくれる。
人間がどう生きるべきかということについて、
芽吹きと、
成長と、
枯れる姿を見せることで教えてくれる。
全てのことには理由があり、必然であり、
無駄なことなど一つもない。
人間が、植物が発するヒントに気づけば、
必ず生き方の指標を見つけられるはずである。
我々人間は、植物によって生かされ、
植物にコントロールされ、
植物によって幸福を与えられている。
植物は自らを繁栄させるために、
自らを人間に食させ、
人間たちの命をコントロールしている。
我々はどう足掻いたって、
所詮、植物の大きな掌で踊らされているに過ぎない。
だからこそ、食べ方が大切なのである。
人生に不満があるのは、
この身体をコントロールしている植物に対し、
畏敬の念を抱いていないからに過ぎない。
つまりは食べ方が間違っているのである。
我々人間は植物を栽培するという
テクニックを与えられた。
であれば、化学物質漬けにするなど以ての外であるし、
植物をいただくことに対して、
もっと感謝の気持ちを持つべきなのである。
そうすれば必ず生き方が変わり、
人生が変わるはずである。
幸せという二文字を手に入れた人たちは、
間違いなく食べ方を変えている。
その幸せとは、金銭に恵まれることでもなく、
悩みが少ないことでもなく、
病に伏せっていないことでもない。
幸せとは、今、生きてることに感謝できることである。
今与えられた事象に対し、自分のあり方をしっかりと持っていることである。
そして、食することに対し、
心から畏敬の念を持つことである。
生きることは食べるということ。
そんな当たり前のことを忘れてしまっているのが現代人である。