昆布料理 布ぢから

昆布料理体験 とても珍しい昆布・定番・創作料理を味わいましょう。

 

という趣旨で、舞台を京都は山科に変えての「味覚体験」です。

 

料理の品々があまりにも驚きの連続で、 記憶鮮明なうちに…と思い

 

先にこちらから紹介させて頂きました。

 

向かった場所は、京都市山科区にあります「うさぎや」と言うお店。

 

お料理を担当して下さったのは店主の岩佐さんです。

 

山科は10代~20代前半に暮らしていた事があるのですが、

 

うさぎやさんがある場所あたりには住んでる頃にも行った事がなく、

 

ちょっと新鮮な感じでした。

 

参加したのは、 主催者の他、4名の合計5名。

 

そのうち3名は私を含めて昆布大使です(^^)

 

お1人はNHK今日の料理にも出演されておられます料理家の先生、

 

もう1人の方も料理教室をされておられ、

 

1級フードアナリストでもある口福食研究家の先生。

 

そしてもうお1人は、宮崎からお越しの乾し椎茸などを扱っている会社の社長さんです。

 

錚々たるメンバーに囲まれちょっと緊張しながらのお食事スタートでございます。

 

うさぎ家岩佐氏による、渾身のお料理「昆布づくし」を紹介していきます♪

 

席についてすぐ登場したのがこの2品

 

●塩昆布水 花桜 あたたかくして

 

●山椒塩昆布と甘納豆和え 茶碗を模した最中に入れて

 

茶碗型の最中には、昆布と甘納豆が入っているのですが、

 

塩味と甘味のバランスが素晴らしい。

 

ちょっと癖になる味です♪ 塩昆布水も桜風味が春らしくて、

 

ちょっと冷えた身体に嬉しかったです。

 

美味しいねぇ…なんて話をしながら頂いておりましたら次の品々が登場。

 

●食前酒 完熟おちうめ酒の昆布水割り

 

●新子いか沖漬け ホタルイカかと思いきや、新子いかとの事。お初でした。

 

●昆布〆真鯛白子河豚鰭酒風味 ほうれん草ジュレ

 

●塩黒豆昆布煮

 

●桜葉鮨 昆布〆的鯛の昆布鮨米

 

桜葉で巻かれたお寿司はとても香りが良くてうっとり。

 

1品1品登場する度、歓声の声があがってしまう勢いだったのですが、

 

この次にでてきたこちらは、全員身を乗り出してしまいました。

 

●昆布〆おつくり盛り合わせ これものすごい種類の昆布締めなんです。

 

松笠つくり真鯛 青きす かわはぎ 的鯛 めばる サーモン 帆立貝柱 富山蛍烏賊 新子いか ほうぼう するめ烏賊 うまづらはげ 熟成昆布醤油 熟成昆布酢  ローズマリーとタイムの新芽 あしらい他色々

 

1度にこれだけの昆布締めを口にする事はまずありません…。

 

昆布締めLoveな私としては、大興奮でございました。

 

日本酒が欲しくなっちゃいます♪ と言う事で、

 

店主岩佐さんに選んで頂いたお酒がこちら。

 

秋田の「一白水成」をぬる燗で。

 

さぁ…まだまだお料理は続きます♪

 

●ずわい蟹昆布和え海苔巻きと浜あざみ(高知・室戸)のてんぷら

 

浜あざみはこちらから持ち込んだものなのですが、

 

まずは天ぷらで登場でした。

 

ほろ苦さが良い感じでした。

 

続いて碗物が登場です。

 

●椀物 ほうぼう真子昆布〆 こごみ わかめ 木の芽 木の芽の香りにうっとり。

 

真子を昆布締めにしてある事にびっくりでした。

 

●新子いか昆布オリーブオイルソテー 沖漬けにもなっておりました新子いかを

 

昆布オリーブオイルでソテーしたもの。

 

これはワインが欲しくなる一品。

 

●わらび塩昆布煮 からすみ塩 からすみとの組み合わせがとても美味しく、

 

口の中で旨味が爆発!といった感じでした。

 

そして…ここまでで、 気分はもう〆にかかっても良さそうな勢いになっているのですが、

 

この時点で実は折り返し地点に近づいたかな…?

 

と言う状態でして、まだまだ昆布のお料理が続きます。

 

と言う事で後半に続きます♪ 天ぷらや碗物も登場したので、

 

終盤にさしかかってきたかと思いきや…次に登場したのがこちら。

 

●昆布水フォンドボー 蝦夷鹿煮込み 昆布赤ワイン煮 イタリアンパセリ

 

思いかげず登場した「鹿肉」にびっくり!

 

昆布を使ったフォンドボーはとても優しい味わいでびっくり。

 

鹿肉も美味しかったのですが、一緒に煮込んであった昆布もこれまた美味でした。

 

続いても鹿肉が登場。

 

●昆布〆蝦夷鹿ルイベ 浜あざみお志多し チコリ 山椒ドレッシング これ…

 

鹿肉の上にチーズなどもかかっており、

 

旨味の相乗効果抜群の仕上がりでした。

 

浜あざみのお浸しも良いアクセントになっておりました。

 

●昆布〆蝦夷鹿ステーキ 焼そらまめ 難波葱 牛蒡昆布ソース 牛蒡と

 

昆布を使ったソースの下には… 蝦夷鹿のステーキが隠れておりました。

 

昆布締めにされたこの鹿肉はとても旨味があり、

 

火の入り方も抜群でした。

 

牛蒡のソースとの相性も抜群で、

 

こちらから持ち込んでいた「難波葱」も甘味がありとても美味しかったです。

 

旨味ぎゅっと詰まったお皿でした。

 

そして「ちょっと季節が外れてますが…」と登場したのが、なんと松茸!

 

●昆布水で漬け込んでいた松茸と塩昆布水ジュレ

 

これ昆布水で漬け込んだものを冷凍にしていた松茸だそうで、

 

ジュレも松茸もとても美味しくて、特に松茸の食感が良かったです。

 

旨味と香りが口に広がって、口の中が大饗宴状態でした。

 

ちょっとここで箸休め。

 

●わかさぎ新子のキャラメーゼ 昆布パウダー和え

 

●いかなごくぎに柚子風味 昆布パウダー和え 登場したのは

 

今が旬のいかなごとわかさぎです。

 

いかなごも好きなお味ですが、

 

わかさぎの新子のキャラメリゼがとてもとても好みの味で、

 

さらに昆布パウダーも使っているので、甘味に旨味も加わってとても美味。

 

●鶏叩き 昆布豆腐ソース 浜あざみ こちらの鶏もとても美味しく、

 

特にこのソースが絶品でした。

 

豆腐も旨味のある食べ物なので、ここに昆布が加わると旨味がぐっと増します。

 

今年お初の水ナスも登場です。

 

●泉州水茄子 氷塩昆布水 昆布の味が程良く茄子に入ってて良い感じです。

 

そろそろ〆が近づいてきております。

 

お漬物やご飯の友など…こちらは4つまとめて。

 

●昆布〆 蕪千枚漬け

 

●平子鰯昆布醤油から煮

 

●こぶらー   昆布 アーモンド 大蒜の食べるラー油仕立て

 

●昆布からしめん鯛子 そしてご飯がなんと!手羽むすです。

 

●うさぎ家新商品 手羽むす    もろみだしで煮込んだ骨抜き手羽先と昆布米

 

●赤ワイン煮昆布 自家製柚子胡椒和え(手羽むすの横に添えてありました)

 

この手羽むす、とっても美味しくて…お持ち帰りしたいぐらいでした。

 

思い出したらまた食べたくなってきちゃいました…。

 

そして最後は今が旬の清美オレンジ♪

 

ここまでのお料理の中で、唯一「昆布」が使われていないのが、

 

この清美オレンジです。

 

お腹一杯になってしまったので、以上でストップ(?)致しましたが、

 

実はこの他にも

 

●それ以外の昆布料理   

 

昆布味噌に漬け込んだ和豚炭火炙り   

 

真鯛の肝の昆布蒸し   

 

蕗味噌昆布パウダー和え   

 

昆布潮汁冷製 があった模様。

 

それにしてもこれだけ沢山沢山頂いて、お腹も満腹なのに、

 

ちっとも苦しいとかそういうのがなくて、

 

すっきりした満腹感だった事に驚きました。

 

うさぎ家店主岩佐氏の渾身の料理の数々…

 

全てのお料理に昆布が使われ、

 

1皿また1皿と食べる度に新たな発見と感動が生まれ、

 

そして居合わせた皆様との会話も盛り上がりました。

 

昆布の可能性を色々見せて頂いたお料理でした。

 

どのお料理も本当に美味しかったです。

 

そして素晴らしいお料理を作って下さったうさぎや店主岩佐優様、

 

本当にありがとうございました。

 

ご馳走様でした。


こんぶの歌☆コンブノウタ♪  http://topcheffjapan.blogspot.jp/

 

 

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